2016年に「超地域密着型ブルワリー」を目指して、IN THA DOOR BREWING が蜂蜜のビールを醸造するところから生まれた「KOBE LOCAL BEER PROJECT」で、農業と醸造がつながり始めました。その後、いちごやぶどう、トマト、とうもろこし、ミントなど様々な地域の農産物を使ったビール造りがはじまり、2018年には、大麦の生産がスタートして、100% 神戸産のビール作りが幕を開けました。大麦の面積はまだ小さく、100%神戸産ビールの醸造量も多くないですが、水稲との二毛作の実験や、クラウドファンディング、ファーマーズマーケット等を通した飲み手との関係作り、ビールカスの循環、そしてさらなる農業や市場拡大への発展が見えてきています。トークでは、私たち農家の話を中心に、醸造家の視点も交えながら、私たち、それぞれが辿ってきた経緯を紹介することで、同じような想いで活動をされている、もしくはこれから活動を始められたい方の参考になればと思っています。